ハイパーリキッド、取引手数料以外の収益が倍増
米暗号資産運用大手グレースケールのリサーチ責任者ザック・パンドル氏は、分散型取引所ハイパーリキッドについてのレポートを発表しました。ハイパーリキッドは過去1年間で収益源を大きく多角化させており、2025年半ばには取引手数料が収益の90%以上を占めていましたが、現在その割合は約64%に縮小しています。
9月には、取引手数料以外の収益が約3,800万ドルに達し、前年同期の2倍になったとパンドル氏は指摘しています。新たな収益源として、第三者が銀や原油などの無期限先物を上場させる仕組み(HIP-3)、ハイパーリキッド上で保有されるUSDCからの準備金利回り、現物取引やガス代、トークン上場時のオークション手数料などが挙げられます。特に準備金からの利回りは、取引高ではなく預かり資産残高や金利水準に依存するため、より安定した収益源になっているとのことです。
今後、米国の規制に準拠したアクセスが可能になれば、さらなる成長につながる可能性があります。クラーケンの親会社ペイワードとニューヨーク証券取引所を傘下に持つICEも、ハイパーリキッド上で米国規制に準拠した市場展開を計画しています。