暗号資産を守るには何が必要か

|出典: NADA NEWS

暗号資産を守るには何が必要か

ブロックチェーン推進協会(BCCC)は11月5日、セキュリティ企業CertiKを招き、オンライン勉強会を開催しました。DeFi部会とステーブルコイン普及推進部会が合同で開催し、最近の攻撃事例や新たな脅威、事業者が取り組むべき多層防御などについて取り上げました。

勉強会では、秘密鍵の厳重な管理に加え、「何を承認するか」が重要であることが指摘されました。日本円ステーブルコインのJPYCでは、本人確認と送金時の確認が両方必要です。送付先アドレス、対応するネットワーク、金額を確認する必要があります。一方、エックスウィンキャピタルのような非カストディ型DeFiサービスでは、ユーザー自身がウォレットを管理し、スマートコントラクトへの権限付与を確認することが大切です。トークンの「使用承認」では、指定したコントラクトに対し一定範囲でトークンを動かす権限を与える操作となります。

事業者には、コード点検から担当者教育、監視、緊急対応までをつなげて考える姿勢が求められます。第三者監査も重要であり、監査後の変更や日々の運用も含め、安全対策は継続する必要があります。利用者は公式サイトURLの確認、リカバリーフレーズの管理、送金先や承認内容の確認といった習慣が、被害に遭う機会を減らすことにつながります。