ステーブルコイン3000億ドル超が遊休状態、市場効率性の構造的課題

出典: Cointelegraph

ステーブルコイン3000億ドル超が遊休状態、市場効率性の構造的課題

暗号資産市場においてステーブルコインは重要な役割を担っており、現在3000億ドルを超える残高がステーブルコインとして保有されています。しかし、取引所やウォレット、企業財務部門全体でこれらの資金の大部分は実際には使われずに停滞状態にあります。DeFiLlamaやGlassnodeなどのデータセットは、相当規模のステーブルコイン供給が数ヶ月間にわたって非活動状態であることを示唆しています。

この状況は単なる効率低下ではなく、構造的な問題です。遊休資金により市場の流動性が薄くなり、ストレスイベント時にはスプレッドが拡大し、執行条件が悪化しています。また前サイクルにおける集中型貸し手の崩壊により、利益を得る行為全般に対する忌避感が広がったとされています。ステーブルコインはプログラム可能なマネーのあり方とは程遠く、現在は引き出しの中の現金のような受動的な役割に留まっており、この非効率性を放置することは業界全体にとって大きなコストをもたらしています。