JPYC/USDCペア、DeFi市場成長に向け段階的な流動性形成が必要
日本円ステーブルコインJPYCのオンチェーン流通額が26億円を超え、決済・送金からDeFi活用への広がりが始まっています。JPYC株式会社によると、2026年7月に20億円を突破し、現在の用途は発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」の利用から実店舗での実証実験まで多様化しています。
JPYCが日本円から世界のデジタル資産市場へアクセスする基軸通貨として機能するには、JPYC/USDCペアの流動性形成が鍵となります。エックスウィンの独自試算によれば、主要プールに100万ドル規模のアクティブ流動性が形成されれば、1,000万円前後の交換が現実的になり、個人利用だけでなく法人の資金移動にも対応できるようになります。さらに300万~500万ドルまで成長すれば、数千万円規模のVault運用や企業間取引も視野に入ります。
将来的に800万~1,000万ドル規模に到達すれば、レンディングや担保利用、オンチェーン外国為替市場へも発展する可能性があります。JPYC/USDCは単なる交換ペアではなく、日本円と米ドル、日本の利用者と世界のデジタル資産市場をつなぐ基礎インフラとして機能し得るとされています。