Kaia財団とDOZN、JPYCの韓国ウォン精算を実証
韓国のフィンテック企業DOZNは9月22日、Kaia DLT Foundation(カイアDLT財団)と業務提携を発表しました。アジア各国の法定通貨に連動するステーブルコインを、韓国ウォンで精算するクロスボーダー基盤の構築を目指しています。
両社は日本円建てのJPYC、インドネシアルピア建てのIDRP、フィリピンペソ建てのPHPCを対象に技術検証を行います。Kaia上での決済から韓国の銀行口座へのウォン入金まで、一連の精算処理を検証する計画です。検証では、Kaia上で受け取ったステーブルコインを発行元へ直接戻し、対応する法定通貨を受け取った後、DOZNが法定通貨を韓国ウォンへ交換し、韓国の銀行口座へ入金する仕組みを検討しています。
現在、ステーブルコインを銀行預金に換える際は、ドル建てステーブルコインへの交換や取引所での売却など複数の段階を経るため、手数料や為替コストが積み重なるという課題があります。今回の取り組みは商用化ではなく技術的な実現可能性を確かめるもので、検証結果を踏まえ対象国・通貨を順次拡大する方針です。