世界のステーブルコイン市場が3,000億ドル突破、USDT・USDCが85%占有
世界のステーブルコイン市場は2026年8月に約3,040億ドルに拡大し、9月末にかけても3,000億ドルを超える水準を維持しています。Tetherが発行するUSDTと、Circleが発行するUSDCの二銘柄が市場の約85%を占める構造が続いています。
一方、利用用途は暗号資産取引から企業間決済、国際送金、カード決済、融資へと広がっており、各国の規制整備も進んでいます。米国では8月に財務省がGENIUS Actの実施に向けた規則案を公表し、FRBも準備資産や資本などの要件を定める提案を発表しました。欧州やシンガポールでも制度整備が進んでいます。
ブロックチェーン別ではEthereumが約1,464億ドル(約48%)、Tronが約945億ドル(約31%)で、この二つのチェーンが世界市場の約8割を占めています。Visaはステーブルコイン連動カードのプログラム数が世界で160を超え、決済額は前年同期比約200%増加したと報告しており、ステーブルコインは金融インフラとしての役割を拡大させています。