クラリティー法案頓挫、ステーブルコイン報酬など4分野が恩恵
ビットワイズの最高投資責任者マット・ホーガン氏は、米上院で仮想通貨市場構造法案(クラリティー法案)が否決された後の相場上昇について分析メモを公開しました。法案頓挫後、ビットコインは8%、イーサリアムは7%上昇。NEARは104%高と約2倍になりました。
ホーガン氏は法案頓挫で恩恵を受ける分野として4つを挙げました。1つ目はステーブルコインで、2025年に成立した米ステーブルコイン法は発行体による利息支払いのみを禁止するため、コインベースなどの取引所は顧客残高に対し報酬を支払える状態が続きます。2つ目は仮想通貨取引所で、コインベースやクラーケンといった既存大手の優位性が保たれます。3つ目はトークン化プラットフォームで、SECは9月17日、トークン化された米国株の取引を参加者限定のAMM等で認める免除措置を発表しました。4つ目は収益を生むトークンで、SECは9月25日、機能するネットワークのトークンについて買い戻し計画が証券に該当しないとするFAQを公表しました。ホーガン氏は法律による長期的確実性を手放す代わりに、行政権限のもとでより有利なルールを早く得た取引だと評価しています。