Rain、OCC訴訟直後にトラストバンク認可申請
ステーブルコイン決済インフラ企業のRainは、米通貨監督庁(OCC)に対して、ニューヨークに本社を置く全国トラストバンク「Rain National Trust Bank」の設立申請を提出しました。承認されれば、機関投資家向けのデジタル資産とドルの信託保管、ステーブルコイン発行者向けの準備金管理、およびGENIUS法に準拠したドル建てステーブルコインの発行・引き換えサービスが可能になります。同日、決済インフラ企業Modern Treasuryも同様にデジタル資産保管サービスの認可申請を発表しました。
一方、コミュニティ銀行業界はOCCに対する反発を強めています。全米独立コミュニティ銀行協会(ICBA)は金曜日、OCCが非預金トラストバンクに広範な非信託活動を許可することで権限を超過したと主張し、コロンビア特別区連邦地区裁判所に対してOCCおよびジョナサン・グールド通貨監督官を相手取り提訴しました。ICBAは、OCCのトラストバンク認可枠組みが暗号資産企業に競争優位をもたらし、消費者に資産が連邦保険対象だという誤認をもたらす可能性があると指摘しています。また、同団体はOCCの2026年3月認可規則および2021年解釈書簡1176の撤回と、これらに基づくさらなる認可の差し止めを裁判所に求めています。訴状によれば、OCCは少なくとも21のトラストバンクを認可または条件付き認可しており、そのうち少なくとも13社が暗号資産企業です。