米民主党上院議員、テザーとキャントル・フィッツジェラルドの関係を調査
米国上院常設調査小委員会の民主党筆頭議員であるリチャード・ブルメンタール上院議員は、ステーブルコイン発行企業テザーと金融企業キャントル・フィッツジェラルドの関係について調査を進めています。ブルメンタール議員は木曜日、キャントルのCEOであるブランドン・ラットニック氏に対し、両社の関係に関する情報提供を求める書簡を送付しました。ブランドン・ラットニック氏はトランプ大統領の商務長官ハワード・ラットニック氏の息子であり、ハワード氏がトランプ政権に参加するにあたって息子に会社の経営権を譲渡しました。
キャントルはテザーの米国での準備金を保管・管理しており、両社は複数の事業上の利害関係を共有しています。ブルメンタール議員は書簡の中で、テザーはエルサルバドルを拠点と主張しているものの、その資産の大多数がブランドン氏の保管下で米国内に置かれていることを指摘しました。また、キャントルが実施した違法資金移動やマネーロンダリング対策、特にイランのシャドーバンキングネットワークおよびロシアの制裁回避目的でのテザーの使用に関する調査について説明するよう求めています。キャントル・フィッツジェラルドおよびテザーのいずれからも、コメント要請に対する即時の返答は得られていません。