JPYCの社会実装が加速、企業・個人・オンチェーン運用の接点が広がる

|出典: NADA NEWS

JPYCの社会実装が加速、企業・個人・オンチェーン運用の接点が広がる

日本円ステーブルコイン「JPYC」の実際の利用が広がりつつあります。10月17日に東京・恵比寿で開催されたイベント「OrbsCafe#26」では、アステリアの「JPYC Gateway」、Bitget Wallet、エックスウィンキャピタルが集まり、企業決済からオンチェーン金融までの活用方法が紹介されました。同時期には東銀座で、「ヒガギン秋祭り」に合わせた第2回JPYCマルシェが10月17日から18日にかけて企画されました。また、8月6日にはローソン高輪ゲートウェイシティ店で、関係者を対象にJPYCを使った店頭決済実証も実施されています。

JPYC Gatewayは企業向けの入出金管理サービスで、2026年4月に提供を開始しています。送金指示や残高照会に対応し、既存の会計・基幹システムとの接続が可能です。一方、個人向けのBitget WalletではPolygon上の送金・スワップでガス代の無料枠が用意されており、初心者の操作負担を軽減しています。エックスウィンキャピタルは非カストディ型のオンチェーン資産運用サービスで、日本円を起点とした導線を整えることで、オンチェーン金融へのアクセス障壁を下げる役割を担っています。

これらのサービスは役割が異なりますが、JPYCを通じて企業の業務、個人のウォレット管理、オンチェーン金融を結びつけようとしている点で共通しています。社会実装には技術開発と同時に、利用者が実際に体験し、改善を重ねることが必要とされています。