x402 Foundation発足、22社参加でAIエージェント決済標準化進む
Linux Foundationがx402 Foundationの発足を2026年4月2日に発表しました。x402はHTTP上でステーブルコイン決済を完結させるオープンプロトコルで、Coinbase・Cloudflare・Stripeが初期開発を主導し、Google、Microsoft、Mastercard、Visa、Amazon Web Services、Solana Foundationなど合計22社が発足メンバーに加わっています。さらに4月19日には、Coinbaseがx402対応サービスを横断的に発見・統合できるマーケットプレイス「Agentic.Market」を公開しています。
HTTP 402ステータスコードを活用したx402は、AIエージェントが自律的にサービスを発見して利用でき、1回あたり数セント単位のマイクロペイメントを実現します。Agentic.Marketでは従来のAPIと異なり、利用開始にAPIキーの取得やサインアップが不要で、エージェントが決済を実行した時点で即座にアクセスできます。Foundation発足時点で累計約1億6,500万件の取引を処理しており、取引量は合計約5,000万ドルに達しています。
決済に利用されるブロックチェーンはBase(取引件数の約85%)とSolana(取引ボリュームの約65%)の2つが中心です。マルチチェーン対応の標準プロトコルとして機能するか、22社のメンバーがそれぞれの領域でx402を組み込めるかが、今後の採用拡大の鍵となります。