RedotPayがバイナンス顧客47万人を不当誘導か、約747億円の損賠請求
暗号資産決済企業RedotPayの共同創業者3人が、バイナンス関連3社から香港で提訴されています。Bloombergが8月5日に報じたもので、請求額は4億7280万ドル(約747億円、1ドル=158円換算)です。RedotPayが提携契約に違反し、Binance Cardの利用者47万人超を自社のステーブルコイン決済カードへ誘導したとバイナンス側が主張しているとのことです。
両社の提携では、RedotPayがバイナンスの利用者にサービスを提供する一方、バイナンス側は決済サービスの利用網を広げることが目的でした。しかし、RedotPayが契約の範囲を超えて、利用者がBinance Payの資金をRedotPayカードへチャージできるようにしていたとバイナンス側は主張しています。また、2026年3月以降、Binance Payの資金が分別されないまま、契約で禁止されたRedotPayカードへのチャージなどに使われていたことを確認したともしています。バイナンス側は、RedotPayがBinance Payから約3億400万ドルの利用者資金を受け入れたとも主張しています。
両社は2023年11月に最初の契約を結びましたが、半年未満で終了し、2025年3月に再契約されました。香港での訴訟とは別に、バイナンス関連会社のチェーンテックスはシンガポールでもRedotPayの関連会社を提訴しており、審理は8月7日に予定されています。RedotPayは8月5日の声明で法的手続きを通じて争う方針を表明し、訴訟は現在および今後の日常業務に影響しないと説明しています。また、係争中であることを理由に個別の主張への追加コメントは控えています。