ステーブルコイン決済企業dtcpay、SBIグループの支援で2,500万ドルのシリーズA調達を完了
シンガポール拠点のステーブルコイン決済企業dtcpayが、日本の大手コングロマリットSBIグループの支援により2,500万ドルのシリーズA資金調達を完了しました。
SBI Holdingsは、シンガポール拠点の投資ビークルであるSBI Ventures AssetおよびSBI-NTU-Kyobo Digital Innovation Fundを通じて投資を実施しました。なお、SBI・dtcpayいずれもSBIの出資額および同社のバリュエーションを開示していません。シリーズA調達は4月にVertex Ventures Southeast Asia & Indiaがリードした1,000万ドルのトランシェから開始され、Genedant CapitalおよびKwee Liong Tekが参加しています。同社は2023年6月にプレシリーズA段階で1,650万ドルを調達していました。
dtcpayは、企業や個人がステーブルコインおよび法定通貨を受け入れ、保管、取引するためのインフラを提供しています。リアルタイムのステーブルコイン対法定通貨変換システム、加盟店向け決済端末、対応ステーブルコインでの支払いを可能にするVisaカードなどのサービスを展開しています。シンガポール通貨庁(MAS)から主要決済機関ライセンスを、ルクセンブルクで電子マネー機関ライセンスを取得しています。調達資金は加盟店ネットワークの拡大および新製品の開発(刷新されたビジネスポータルや新たな消費者向け機能を含む)に充てられる見通しです。またSBIは、今回の投資が日本と東南アジア間のデジタル資産回廊の構築を支援するものと述べています。