CoinDCX、廃止済みウォレットから1599万USDT流出
インドの仮想通貨取引所CoinDCXは、2025年7月の不正流出事件で廃止していた旧ウォレットから1,599万USDT(約25億円)が流出したと公表しました。損失は全額を同社が負担し、利用者の残高に影響はないとしています。
流出の原因は、誤入金の移管処理にあります。同社は利用者の誤入金を救済するため、受け取った資金を一度利用者残高に反映させ、その後に本番のウォレットへ移す(スイープ)二段階の処理を運用していました。今回はこの移管処理が一定期間停止していたため、入金が旧アドレスに滞留したままとなり、流出しました。
CEOのスミット・グプタ氏は22日、X上で「CoinDCXのウォレットは侵害されていない」と侵害を否定していましたが、その後の調査により、未知の脆弱性を抱えた旧基盤が被害を受けていたことが判明しました。同社はブログで、旧基盤の精査に時間を要したと説明し、「もっと積極的に動けた」と認めています。