訪日客の免税還付がJPYCで可能に 11月1日開始
日本免税は11月1日から、訪日外国人旅行者が免税還付金を円建てステーブルコイン「JPYC」で受け取れるサービスを開始します。ウォレット基盤はUPBONDが提供し、ブロックチェーンのAvalancheを通じて送付されます。同日は免税制度が「リファンド方式」に切り替わる日で、旅行者は店頭で消費税込みの価格で購入し、出国時に税関で確認を受けた後に還付を受け取る仕組みになります。
日本免税とJPYCは3月に業務提携を発表し、ステーブルコインを活用した免税還付モデルの構築を進めていました。JPYCは日本円と1対1で連動する電子決済手段型ステーブルコインで、資金決済法上は暗号資産とは異なる扱いです。同社によると、ブロックチェーン上で旅行者のウォレットに直接還付金が届くため、クレジットカードや国際送金の場合に発生する仲介手数料を抑えられるとしています。送付履歴はすべてブロックチェーン上に残り、同社はマネーロンダリングや不正受給の抑止にもつながると説明しています。
受け取ったJPYCはデジタルの円として保有でき、次の来日時の買い物に使用できます。また、オンチェーンでUSDCなどの外貨建てステーブルコインへの交換も可能です。